みんな知ってる。でも、誰も渡してない話|第13話

――感情を前提にすると、壊れる理由

感情は大事。
これは間違いない。

でも
感情を前提に設計すると、必ず壊れる。


感情は、安定しない

感情には特徴がある。

・体調で変わる
・状況で揺れる
・疲れると荒れる
・余裕があると優しくなる

つまり
再現性がない。

再現性がないものを
前提にすると、
構造は不安定になる。


「分かってくれるはず」は設計じゃない

感情前提の家庭や家計では、
よくこの言葉が出る。

・分かってくれると思った
・察してくれるはず
・言わなくても伝わる

でも
察しや共感は
機能じゃない。

その日の状態に
依存する。


感情は、判断力を奪う

感情が荒れているとき、
人は
・決められない
・極端に振れる
・後で後悔する判断をする

この状態で
「話し合い」や
「決断」をすると、
だいたい失敗する。

だから
感情が出ている場面ほど、
設計が必要。


続く家庭は、感情を切り離している

続いている家庭や家計は、
感情を無視しているわけじゃない。

切り離している。

・感情は吐き出す
・判断は別でやる
・設計は平常時にする

これだけで
壊れにくくなる。


感情を前提にしない設計

感情を前提にしないとは、
冷たくなることじゃない。

・機嫌が悪くても回る
・疲れても最低限は守られる
・優しくなくても破綻しない

優しさがなくても機能する構造。

これが
本当に優しい設計。


感情は、使うもの

感情は
土台じゃない。

余白があるときに
使うもの。

前提にすると
壊れる。

次は
「余白を削ると、判断が死ぬ」
に進む。


この話は「当たり前を構造にする」カテゴリにまとめてあります。

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