なぜ“いい子”ほど、20代で動けなくなるのか|4.5話

失敗しながら進んでいい、という前提

私は48歳だ。

正直に言うと、
今でも失敗している。

選んでみて違った。
思ったほど伸びなかった。
一度決めた方向を、あとから修正した。

それを、今も繰り返している。

でも、
それで人生が壊れたことは一度もない。

むしろ逆だ。
失敗を重ねながら前に進く感覚の方が、ずっと現実的だと思っている。

だからはっきり言える。

20代も、30代も、
失敗していい。
というか、失敗しない方が不自然だ。

問題になるのは、
失敗そのものじゃない。

「失敗してはいけない」
「一度外れたら終わり」
この前提を、頭の中に入れてしまうことだ。

ここまでの話で書いてきた通り、
20代で動けなくなる“いい子”たちは、
能力が足りないわけじゃない。

ただ、
失敗OKという前提を持たないまま大人になっただけだ。

でも前提は、
何歳からでも更新できる。

私は48歳で、
まだ更新している。

だったら、
20代・30代が更新できない理由なんてない。

むしろ若いほど、
修正は簡単だ。

時間がある。
体力がある。
やり直しがきく。

それなのに不安になるのは、
「今の選択が人生を決めてしまう」
と思い込んでいるからだ。

そんなことはない。

人生は、
一発勝負じゃない。
積み直しの連続だ。

選んでみる。
違ったら戻る。
方向を変える。
また進む。

このループを回せる人が、
結果的に一番遠くまで行く。

私は48歳で、
まだその途中にいる。

完成していない。
安定しきってもいない。
でも、不安はほとんどない。

なぜなら、
失敗しながらでも前に進いていい
という前提が、
もう体に入っているからだ。

20代、30代の人に伝えたいのは、
たった一つ。

失敗してもいい、を
思考じゃなく
前提として採用していい

それさえ入れば、
進路も、仕事も、人生も、
何の心配もいらない。

次は、
このシリーズのまとめに入る。


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